Biography
MARI KAWAMURA 川村真理 piano
-川村真理の演奏は彼女の源流である日本人としての情感、それに加え幼少の頃から育ち培われたフランスへの愛情が精妙に配合され、発酵され、又、彼女の演奏に独特の魅力を生み出し、音の魔術をも、もたらしているのです。-
アラン・クレムスキー、ピアニスト-作曲家
東京生まれ。5歳の時からパリに拠点を置き、現在ではフランスを中心に国際的な演奏活動を展開している。
アラン・クレムスキー提唱のシリーズ「メロマニア~ピアノが紡ぐ出逢い」の初回に出演、ノルマンディのムーラン・ダンデにて「印象派そしてオリエント」シリーズでアラン・クレムスキー作曲「放浪の地-忘却の地」を2台ピアノにてクレムスキー氏本人と共演。
マイムの第一人者、マルセル・マルソー最後の日本公演でのガラコンサートに出演(パントマイミストやまさわたけみつ-MMTパントマイム主催)。
サントリーホール、音楽の友ホール等でソロリサイタル、又、パリのサル・コローヌ等でヴァイオリニスト ピエール=オリヴィエ・ケラスと共演。
ニコラス・アンゲリッシュ、ビリー・エイディ、ウラディミール・クライネフ、エミール・ナウモフに師事。
パリ地方国立音楽院を卒業後、渡米。インディアナ大学-ブルミントン・ジャコブズ音楽院にてパフォーマー・ディプロマを獲得し、更に指揮をダグラス・ストッター、室内楽をベエ・イクワン(ヴァイオリン)、マイロン・ブルーム(ホルン)に師事。
2003年、アラン・クレムスキー氏との出会い以来、川村真理はクレムスキー氏の暖かい助言、応援を受ける。
クレムスキー氏にとって、クロード・ドビュッシーの次の言葉は深い響きを持っていた。
「世界の歴史を語ってくれる通りすがりの風以外は、誰の助言も聞いてはいけない…」
「文明によって生じる混乱があっても、まるで呼吸をする様に音楽を学ぶチャーミングな小さな民族が未だに存在する。彼らの音楽の学校は永遠に続く。
それは海のリズムであり、木の葉を吹き抜ける風であり、細やかに聞こえる1000の小さな音である。彼らは決して恣意的な論文を読みはしない…」
2011年、川村真理のCD「DEBUSSY/MOUSSORGSKI」をリリース。
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